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過去編の続きです。一応終わってます。
いきなり時間軸飛びまくります。
ジャンさんがバクシーのこと大好きみたいです←
では、【続きを読む】からどうぞ^^
「お前と一緒に居たんだなぁ…何か不思議な感じだ」
ソファの上で寝転びながらジャンカルロが呟く。
俺は床に座り、ソファを背もたれにしてまじぃビールを煽った。
「まぁ~ったく覚えてなかったけどなぁ?」
「ひでぇな。って俺もあいつとお前が結びつかなかったんだケドさー」
「イイ子ちゃんだったろ?」
「根暗な奴だと思ってた」
「てめぇはアホほど馬鹿だった」
「こっのっ…でもこーやって話してっと思い出してくんだよな…。
俺が修道院抜け出そうとして柵越えてる途中に、柵が切れて落ちたことがあってさ。頭打って気失ってよ。
んで、頭に何か巻かれる感じがして目ぇ覚ましたら、
子供の体力と足の速さを考えろ。
まず周りの地形をよく頭に入れとけバーカ。
って言われたのよ。
お前に」
ジャンカルロが目を細めて俺を見た。
なんだぁその顔。
クク…自覚、ねぇのけ?
「…で「で、子猫ちゃんは俺のことずっと覚えてた~ってかぁ?」
あいつの言葉をワザと遮ってやった。
「ばっ!くっそ…そうだよ!
くっそ…恥ずぃじゃねえかボケ!」
クッションに顔を押し付けて怒鳴りやがる。
かぁわいいことしてんじゃね~よ。
おもしれぇからもうしばらく遊んでやろうかとニヤニヤしていると、
クッションの奥からくぐもった声が聞こえた。
「…でも…お前の名前なかなか聞けなくて……
いっつも一人で居てよぉ…
近づくなってオーラ放ってやがったし…
しゃべりかけれる雰囲気じゃなかったつーか…。
皆…お前のこと怖がってた」
「……」
「でも…俺は…お前のこと…す…すげぇ奴だって……
だから……なんか今…こうしてしゃべってんのが
……………嬉しい」
最後の方は消えそうなくらい小せぇ声で。
で、赤っけー顔を上げて苦笑い。
なんだかなぁ。
「お前に言われたから俺…抜け出すの得意になったんだっ…んっ!?」
無理やり口塞いでやった。まぁとぉ~ぜんだよな。
んな嬉しそうな顔してんじゃねぇよ。
馬鹿は馬鹿のまんまってか。
「ふっ……んん……バク…シ…」
俺の金髪子猫が首に腕を絡ませてくる。
しょーがねぇから構ってやる。と、そのキラキラしてる金髪に指を差し入れ撫でてやった。
ほらな。
喉を鳴らして舌を伸ばしてきやがった。
覚えてなかったのは確かだが、この髪の色はいつも目にチラついた。
修道院抜け出した後も。
檻ん中ぶち込まれてた時も。
こいつにはしばらくは言ってやらねぇけどなぁ。
今は甘い猫の舌を味わうとするか
――なぁ?
END
最後まで読んで下さり有難うございました!!><
技術不足は否めませんが、バクジャン愛が爆発した結果です・・・
物凄い勢いで書けましたwww楽しかった・・・
バクシーが大好き
ジャンさんは天使
イヴァジャン/バクジャン
倍プッシュ
ヤンキー/狂犬/おっさん
には基本的にホイホイされます
パロディ大好きです
ちょくちょく挟みます
苦手な方注意です